サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

美人と再会した。

のっけから、なんですが。
 
ボクが『美人』と感じる女性の概念は、その容姿だけでなく、むしろ見た目よりも立ち居振る舞い、心遣い、の優れた女性を指す・・・・・。
 
あえて偶像をと言うならば吉永小百合のような・・・
(話したことはもちろん、会ったこともないのだけれど)。
 
理想は高いが、そんな美人にもし何処かで出会ったとしても。
恥ずかしがり屋の僕には、近寄りがたい、遠い存在なのであります。
 
今日は午後から家内の美大時代の親友の陶芸家ご夫婦の個展に、大阪市内福島の莫大小(メリヤス)会館一階の美術ギャラリーに行ってきました。
イメージ 1
 18日、日曜日、午後5時まで。中之島朝日放送の近くです。お近くにお出かけの際はぜひ。改装された古い莫大小会館の建物も魅力。女性の方には 珍しい陶器のアクセサリーを、お値段はお手頃ですが、僕の名前を出しても、さらにお安くはなりません・・・・・。
 
ボクと彼女とは、学生時代に時々家内と3人で一緒に遊んだり、旅行した間柄。
陶器のアクセサリー作家の彼女は、しばらく見ない間に少しふくよかな熟女になっていたが、相変わらずの美人で、良家の出の 昔からこまやかな気遣いのできる女性(ひと)。
 
僕に『ひろべえ』というニックネームをつけたのも彼女である。
 
僕が彼女と会うのはホントに久しぶりなのだが、そんなことはおくびにも出さずに気さくに話しかけてくれる。いつの間にかすっかり打ち解けて、昔のようにお互い名前で呼び合って、土曜日で訪れる客も多い中、3人で3時間近くもお喋りしてしまった。
 
最近、ボクがサイクリングに嵌っていると話すと、ご夫婦の工房のある奈良県宇陀の山間部にもよくローディーが走りに来るという。
 
何でも、『車で買い物に出かける際に、狭い田舎道で大人数のサイクリストは追い抜くのにホントに邪魔になるのよねぇ』と、のたまう。昔からちょっと男っぽい性格だった彼女。
 
『やっぱり、ひろべえさんも あ~んな、ぴちぴちスタイルで こ~んなヘルメットかぶって自転車で走ってるの?』と手振り身振りまで加えて聞かれる。
 
『うん、最初はものすごく恥ずかしかったけど、今は全然平気。自転車で快適、安全に走るにはあれが一番機能的なスタイルなんよ』と弁解する?
 
帰り間際に画廊に置かれたノートに記帳していると、横から見ていた彼女が、『やっぱりお腹が出てないのは流石やね~』と妙なところに感心してくれた。
 
夕刻になって、画廊に来られたご主人が、『最近 血圧が高くなって…』という。
ご主人にも自転車で走るのを勧めたりして、また一時話が盛り上がる。
昨年神戸でご主人が個展をされたとき、たまたま訪れた日に夫人が不在で残念な思いをした。
以前はボクの家の近くのギャラリーで定期的に個展をされていたので時折はお会いできたのだが、そのギャラリーが閉店してからは、ボクが出不精なのもあって、久しぶりの再会を果たした。「もう年だし、昨今は陶芸作家稼業もなかなかやっていくのが苦しいのよ」と少し愚痴も出たが、同じ年代同志、共通の話題はやはり親の事。 
 
僕には彼女のような美人の才女と気さくにお話しできる機会はめったにないので 久しぶりに楽しい休日を過ごせた。今度は奈良県宇陀の工房を訪れる約束をして夕刻に辞す。
 
さて、明日、日曜は半年に一度の服部緑地の自転車フリマ、シクロジャンブル。
僕自身はあまり旧車や旅行車には所有欲はないのだが、きれいに整備された自転車を見れるのはやはり楽しいことだ。
家からすぐ近くだし、ずっと探しているパーツもあるので、ダメ元でも毎年行くことにしている。
 
さらに今回は、久しぶりに埼玉から自費出版第2弾、サンプレックス変速機のデータブックを引っ提げて遠征されてくる、じゃんさんと再会できるのが楽しみ。 
 
常連で出品されている、京都サイクルキャップのJunさんと、これまた美人の奥様と半年ぶりに再会、お話できるのもまた、いつもの楽しみである。