サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

三本ローラー初体験!

正月は異常に暖かかったですが、ここのところ冬らしい寒い日が続いています。
自転車に乗ろうと思ってても。ついつい着替えるのもおっくうになってしまいます。

昨年、ベルトが切れた古い3本ローラーを無償で頂いたのですが。
こんな時期に使わずして、いつ使うんだと思って使ってみることにしました。
3本ローラーは初体験です。
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切れていたベルトは昨年のうちに、汎用のベルトを購入して、いつでも使えるようにはしてありました。

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深谷産業の三本ローラーです。古いものですが現行品とそんなに変わっていないようです。箕浦のものとも同じものでしょうか。

使う前にローラーを分解してベアリングをチェックしました。
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フレームからローラーを3本とも外し、ベアリングを取り外して点検。ベアリングは特に錆びてもいなく、異常は無く、グリススプレーを吹いて組み直しました。

我が家の何処で乗ろうかと考えましたが。広い部屋の真ん中で乗るのは転倒が怖いし、床を傷つけてしまうし、初心者は寄っかかれる壁際で乗るのがよさそうなのは  YouTubuで検索して見て知ってはいました。
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両側に壁のある、2階の狭い廊下の幅が3本ローラーに乗るのに絶妙の幅だと思い、ローラー台と自転車を2階に上げました。ここなら車輪が脱輪する前に、上半身かハンドルが壁に当たります。
自転車はコルナゴマスターにしました。
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さすがにビンディングペダルクリートをはめて乗るのは自信がないので、最初はスニーカーで乗ります。ペダルはシマノPDA-600のままです。

そして服装は上着とズボンを脱ぎ、サイクルウェアーには着替えず、長袖のヒートテックのシャツとズボン下のまま。まぁ誰も見ておらずこんな格好でズボラをかませるのが屋内3本ローラーらしくていいでしょ。
ちなみにカメラを据えて、ビデオも撮ってみましたが、あまりに見っとも無いのでここには載せられません。

最初は漕ぎ出しでよろけましたが、2,3度やってみる内に乗ることができました。
コツは上半身やハンドルを持つ手から力を抜き、体幹に重心を置くことを常に意識してペダルを回さないとフラつきます。
固定ローラーとは全く違い、常にきれいなぺダリングをしないと乗れません。

慣れないうちは、バランスをとるのに集中しようとして、結構いい運動になります。
15分ほどでしたが、汗を掻きました。しかし固定ローラーよりは三本のほうがずっと面白いですね。
ペダルを回すだけでなく、実走行感があり、バランスを取るのに身体全体を使っている感がありました。

ただこの機種には負荷をかける装置が無いので、ペダルを回すのは、実走よりも軽く感じました。例えれば、非常に緩い下り気味の道を走っているような感じです。
これなら乗るのに慣れれば、僕でも比較的容易に50㎞/hは出せると感じました。
プロは3本ローラーで100km/h出せると言うのも頷けました。

たぶん広い部屋の真ん中だとふらついて落ちるでしょうね。ローラー上で走行中、ブレーキを掛けると飛び出してしまうので禁止ですが、つい癖でレバーを握ってしまいそうになります。
変速もできましたが、手を下ハンに移すと、前加重になってバランスが崩れてよろけます。下ハンはもう少し練習しないとまだ無理なようでした。

ローラーが中古なせいか、安価な機種のせいかは、他の機種に乗ったことが無いので判りませんが、スピードを上げると少し振動が出ます。

明日もやってみよ。