サイクリングエッセイ Hirobee's A day in the life

北摂里山のサイクリングとひろべぇの平凡な日々を綴ります。

夜練は涼しいよ

伊丹空港北端で

家を出るとき玄関で咲いてた、一夜咲きのサボテンの花

もはや梅雨明けかと思わせるカンカン照りの猛暑。

我が家の前では6月の梅雨入りとともに始まった20戸ほどの建売住宅の建設が進行中。

最近の家はあっという間に建ってしまうね。

この日照りの炎天下の労働は応えるよな。職人さんは皆空調服を着て作業している。

 

蒸し暑いとぼやきながら自転車で走っていた梅雨の曇天が懐かしくなる。

 

思えば昨年からの体調不良は、この再開発工事の古い20件の木造住宅の解体工事の騒音が原因だった。昨年の5月のGW明けから始まった解体工事は今年の3月まで続いた。

自律神経の不調によると思われる体調不良は解体工事の終了とともに回復に転じたので、間違いはないだろう。

建設工事も騒音は出るが、解体工事の比ではない。

 

半年ほど不調が続き、脳や心臓の検査をしたが異常は無く、血液検査の結果は20代くらいで、非常に健康だと言われた。結局思い当たるのは騒音で毎日イライラしていたのが原因だったようだ。今年の春に自律神経系の医者を探すと、結局精神科のクリニックで見てもらうしかなく、予約を取ろうとするとひと月二月待ち、といった状態で、4月に主治医の胃腸科の先生に相談すると、精神科なんか受けないで、気持ちを切り替えて、運動した方がいいと勧められた。精神科で薬を処方されるとろくなことがないとも言われ、結局主治医を信頼して気持ちを切り替えたのが良かった。ちょうど解体工事も終わり騒音もしなくなって、体調はどんどん回復した。

 

体調不良の間に食欲が減り、体重が約4キロ減ったのは唯一良かったことで、74~75㎏あったのが、最近は70~71㎏に落ち着いている。ときに70㎏を割ることもあり、25歳以降久々に体の軽さを感じる。

夏場は運動が減り夏太りすることもあったので、この体重は何とか持続したいと思っている。

 

しかし半年ほどたいして運動もできなかったので、この日照りの下運動するのは自殺行為。早朝に走ろうかとも思ったが、日が昇ると気温はぐんぐん上がるので 夜走ってみることにした。

 

7月11日、日が暮れてもまだ大気に蒸し暑さが残る22時ころに家を出た。ルートは阪急豊中駅付近から千里川をさかのぼって、箕面に出て、五月丘から池田へ出て猪名川堤防を走って帰宅するコース。25kmくらいかな。

 

ほぼ車の通りの少ない、走り慣れた、住宅街の道と川沿いの遊歩道を走るので夜とはいえ、自転車の走りやすい安全なコース。

千里川沿いに箕面へは登り基調。それでも夜間は日差しがない分、走っていると涼しくて、暑さは全く感じない。背中のポケットに冷却用の水ボトルを一本入れてきたが、不要だったかな。

阪急箕面駅の北側から回り込んで、五月丘へ登り、池田へ一気に下り、五月山動物園前で一服。

五月丘のコンビニで買ってきたアイスをほおばる。

コンビニ前の駐車場に座り込んで食べるのは嫌なので、夏場に買うのはもっぱら小倉アイスキャンディー。カチカチに凍っているので背中のポッケでも10~15分くらいは溶けずに持つ。

ドライブウェイを少し登って夜景の眺めの良い秀望台まで行こうかなと思ったが、この時間はアベックさんの時間帯でサイクリストが邪魔をするのは野暮なのでやめた。

池田からいつものコース猪名川堤防の遊歩道の帰宅コース。

23時過ぎ。伊丹空港北端で。

空港北端の公園あたりはアベックさんの車が数台止まってた。伊丹空港は夜9時の閉鎖後も滑走路の誘導灯が点灯していて綺麗。夜のアベックの蝶々を誘導し、おびき寄せているようだ。

この時間帯になると堤防を走っているランナーもほぼ居ないので、暗くとも自転車で走りやすい。

安全意識のあるランナーはライトをウエアにつけたり、手に持ったりして走っているが、たまに真っ黒なウエアで歩いてたり走っているランナーが居て、直前まで見えないことがある。

キャットアイのライトをハンドルに2灯付けてきたが、堤防や河川敷の真っ暗闇は、それでも照度は不足気味で速度は抑えて走った。

街灯のある所では十分に感じたが、河川敷ではもっと明るい強力なライトが必要かな?